こつばんえむあーるあいけんさ
骨盤MRI検査
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

検査部位

下腹部

対象疾患

子宮筋腫子宮腺筋症子宮内膜症子宮体がん子宮頸がん、チョコレート嚢胞、奇形腫、卵巣嚢腫卵巣がん前立腺肥大、前立腺がん など

概要

骨盤MRI検査は強力な磁石を利用し、子宮、卵巣、前立腺など骨盤の高さにある臓器の状態を調べる検査です。より詳しく調べるために、造影剤を点滴しながら撮影することもあります。子宮、卵巣、前立腺にできた腫瘍がんであるか、がん以外のものであるかを判断するために活用されます。X線を使用しないため被ばくの心配はありません。ただし、ペースメーカーなど体内に金属が埋め込まれている人やタトゥーが入っている人は検査ができない場合があるので、注意が必要です。

メリット

  • X線を使用しないため被ばくしない
  • 子宮、卵巣、前立腺にできた病気の良性悪性の判断の役に立つ

デメリット

  • 検査時間はおよそ20-40分で、X線検査CT検査と比べると長い
  • 検査中に装置から工事現場のような大きな音が発生する
  • トンネルのような筒型の装置に入って検査を行うため、閉所恐怖症や安静が保てない人は検査が難しい
  • ペースメーカーなど体内に金属を埋め込んである場合は検査できないことがある

詳細

骨盤MRI検査は強力な磁石を利用し、子宮、卵巣、前立腺などの状態を調べる検査です。詳しく調べるために造影剤を注射しながら撮影することもあります。
骨盤MRI検査は検査には磁石を利用しX線を使用していないため、被ばくの心配がありません。そのため、妊娠中であっても医学的に必要と判断されればMRI検査が行われる場合があります(ただし、造影剤を用いるMRI検査については、造影剤の赤ちゃんへの影響がわかっていないため、行われないことが多いです)。一方で、ペースメーカーなど体内に金属が埋め込まれていたり、閉所恐怖症の場合には検査できないことがあるので注意が必要です。

検査の流れ

  1. 専用の服に着替える
  2. 検査室に入り専用の検査台に横になる
  3. 撮影する体の部位にコイルという器具をつける
  4. 検査中は工事現場のような大きな音がするのでヘッドホンや耳栓をつける
  5. 検査開始。検査時間はおよそ20-40分でひたすら動かずに横になる

検査を受ける際の注意点

  • 検査中に装置から工事現場のような大きな音が発生します(耳を塞いでも多少は音がする程度の騒音です)。
  • 長時間トンネルのような筒型の装置に入って検査を行うため、閉所恐怖症や安静が保てない方は検査が難しくなります。
  • ペースメーカーなど体内に金属を埋め込んでいる場合やタトゥーが入っている場合には検査ができないことがあるので、医師に相談してください。
  • 腎機能が悪い方では造影剤を用いたMRI検査を受けることができません。
  • 造影剤を使用する場合、造影剤に対するアレルギーが起こることがあります。