処方薬
マラロン小児用配合錠
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マラロン小児用配合錠の基本情報

マラロン小児用配合錠の概要

商品名 マラロン小児用配合錠
一般名 アトバコン・プログアニル塩酸塩(2)錠
薬価・規格 246.8円 (1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 GSK
ブランド マラロン配合錠 他
YJコード 6419101F2026
レセプト電算コード 622500601
識別コード GXCG7
添付文書PDFファイル

マラロン小児用配合錠の主な効果と作用

  • 肝臓や赤血球内でマラリア原虫の増殖をおさえる働きがあります。
  • マラリアの治療や予防をするお薬です。

マラロン小児用配合錠の用途

マラロン小児用配合錠の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、過敏症、血管性浮腫、血管炎、幻覚、頭痛、不眠症、浮動性めまい、腹痛、悪心、嘔吐

起こる可能性のある重大な副作用

皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、重度肝機能障害、肝炎、胆汁うっ滞、アナフィラキシー、汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少

上記以外の副作用

下痢、口内炎、胃障害、口腔内潰瘍、発疹、脱毛、蕁麻疹、低ナトリウム血症、食欲不振、アミラーゼ上昇、肝酵素上昇、発熱、咳嗽

マラロン小児用配合錠の用法・用量

  • 治療:成人通常、1日1回アトバコン/プログアニル塩酸塩として1000mg/400mgを3日間、食後に経口投与する
  • 小児通常、体重に応じアトバコン/プログアニル塩酸塩として次記の投与量を1日1回3日間、食後に経口投与する
  • 5~8kg:125mg/50mg
  • 9~10kg:187.5mg/75mg
  • 11~20kg:250mg/100mg
  • 21~30kg:500mg/200mg
  • 31~40kg:750mg/300mg
  • >40kg:1000mg/400mg
  • 予防:成人通常、1日1回アトバコン/プログアニル塩酸塩として250mg/100mgを、マラリア流行地域到着24~48時間前より開始し、流行地域滞在中及び流行地域を離れた後7日間、毎日食後に経口投与する
  • 小児通常、体重に応じアトバコン/プログアニル塩酸塩として次記の投与量を1日1回、マラリア流行地域到着24~48時間前より開始し、流行地域滞在中及び流行地域を離れた後7日間、毎日食後に経口投与する
  • 11~20kg:62.5mg/25mg
  • 21~30kg:125mg/50mg
  • 31~40kg:187.5mg/75mg
  • >40kg:250mg/100mg
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 投与量に応じて錠数が最も少なくなる製剤を選択すること
  • 7.2. 本剤の配合成分であるアトバコンは絶食下では吸収量が低下するため、食後又は乳飲料とともに1日1回毎日定められた時刻に投与させること〔16.2.1参照〕
  • 7.3. 下痢又は嘔吐を来している患者ではアトバコンの吸収が低下する可能性があるため、本剤の投与後1時間以内に嘔吐した場合には、再投与させること〔5.4参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

マラロン小児用配合錠の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

マラロン小児用配合錠の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
クマリン系抗凝血剤 抗凝固作用を増強
ワルファリンカリウム 抗凝固作用を増強
リファンピシン類 アトバコンの血漿中濃度が約53%低下しt1/2は約33時間短縮
リファブチン アトバコンの血漿中濃度が約34%低下しt1/2は約14時間短縮
塩酸テトラサイクリン アトバコンの血漿中濃度は約40%低下
メトクロプラミド アトバコンの血漿中濃度は約58%低下
ジドブジン製剤 みかけの経口クリアランスは約25%低下しAUCは約33%増加

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