処方薬
塩化タリウム-Tl201注射液
塩化タリウム-Tl201注射液の基本情報
塩化タリウム-Tl201注射液の概要
| 商品名 | 塩化タリウム-Tl201注射液 |
|---|---|
| 一般名 | 塩化タリウム(201Tl)注射液 |
| 薬価・規格 | 4526.0円 (10MBq) |
| 薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
| 製造会社 | PDRファーマ |
| YJコード | 4300432A1042 |
| レセプト電算コード | 644310126 |
塩化タリウム-Tl201注射液の主な効果と作用
- 体のいろいろな部位の検査に用いるお薬です。
塩化タリウム-Tl201注射液の用途
塩化タリウム-Tl201注射液の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
過敏症、皮膚発赤、多形滲出性紅斑、発疹、小丘疹、蕁麻疹、そう痒感、眼瞼浮腫、嘔吐、嘔気、血圧低下
上記以外の副作用
血圧上昇、喘息様発作、気分不良、潮紅、手足感覚異常、薬品臭、口内苦味感
塩化タリウム-Tl201注射液の用法・用量
- 〈心筋シンチグラフィ〉通常、成人には201Tlとして74MBqを肘静脈より投与し、投与後5~10分よりシンチレーションカメラで正面像、左前斜位像、左側面像を含む多方向におけるシンチグラムを得る
- なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法により適宜増減する
- 〈腫瘍シンチグラフィ〉通常、成人には201Tlとして脳腫瘍では55.5~111MBq、甲状腺腫瘍、肺腫瘍、骨・軟部腫瘍及び縦隔腫瘍では55.5~74MBqを静脈内に投与し、投与後5~10分よりシンチレーションカメラで被検部を撮像することによりシンチグラムを得る
- 必要に応じ、投与後約3時間に撮像を行う
- なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法により適宜増減する
- 〈副甲状腺シンチグラフィ〉通常、成人には201Tlとして74MBqを静脈内に投与し、投与後5~10分よりシンチレーションカメラで被検部を撮像することによりシンチグラムを得る
- 必要に応じ、甲状腺シンチグラフィによるサブトラクションを行う
- なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
塩化タリウム-Tl201注射液の使用上の注意
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください