分子標的薬(ニボルマブ〔ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体〕)
リンパ球の活性化を抑制する受容体であるPD-1と、がん細胞が作り出すPD-1リガンドの結合を阻害することで、がん細胞への免疫反応を亢進させ抗腫瘍効果をあらわす薬
分子標的薬(ニボルマブ〔ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体〕)を使う主な病気
-
肺がん(原発性肺がん)
肺にできたがん。がんの中で、男性の死因の第1位 -
胃がん
胃の壁の粘膜にできたがんのこと。ピロリ菌への感染や喫煙、塩分の多い食事などでリスクが上がる -
ホジキンリンパ腫
リンパ球からできたがん(悪性リンパ腫)の一種。悪性リンパ腫の3-6%程度を占める -
悪性黒色腫(メラノーマ)
皮膚細胞(メラニン細胞)から発生する皮膚がんの一種。紫外線や外傷などの刺激が原因となる -
腎がん(腎細胞がん)
腎臓の実質にできるがん。手術や分子標的薬により治療する。 -
皮膚がん
皮膚に生じるがんの総称